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工務店で新築を依頼するメリットは?ハウスメーカーとの違いは?

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新築住宅は工務店でも施工することが可能です。
一方で、家を建てることに関しては会社組織で運営されているハウスメーカーも選択肢として挙げられます。

 

今回は、新築住宅を工務店に施工してもらうメリットを解説し、注意すべきデメリットやハウスメーカーとの違いについても解説します。
注文住宅を建てる予定がある方にとってきっと参考になるでしょう。

 

工務店で新築住宅を依頼するメリットとは?

工務店で新築住宅を依頼するメリットは多く、次の4つが挙げられます。

 

1・コスト
2・自由度
3・品質
4・保証の充実度

 

コストは、工務店のメリットです。

簡単にいえば安く施工できて、資金調達もしやすい点が挙げられます。
まず、施工料金は同じ住宅規模の場合、ハウスメーカーなどに依頼するよりも安くできる場合がほとんどです。

 

ハウスメーカーなどの住宅会社は、コマーシャルなどのキャンペーンや住宅展示場で建物の出店などを行い、広告費をかけています。
それが、住宅の価格に転嫁されていることも少なくありません。

 

また、自社で独自技術の開発をしていることも多く、開発費が上乗せされているケースもあります。

 

これらは、ハウスメーカーのイメージを高め、技術力を磨くために重要なものですが、それらが上乗せされている分工務店よりも高くなってしまいます。

 

一方、工務店は技術開発をしない代わりに比較的ローコストな講習を受けることで技術を習得したり、広告費をそこまで使わなかったりする分施工した際の費用が安く済みます。

 

また、資金調達のしやすさも実はコストにおけるメリットです。
工務店と地元金融機関は、昔から深い関係にあります。

 

そのため、ローンの流れについてはお互いに事情が分かり、スムーズにできる体制を整えていることも少なくありません。
場合によってはローンを組む際に工務店がアドバイスをしてくれることもあります。

 

こういった資金調達をスムーズにできる分コスト面で工務店のメリットを感じることでしょう。
もちろん、依頼する側の信用度が重視されるので、いくら工務店が頑張ってもローンが下りないこともあります。

 

ただ、なんのつてもなくローンの相談に行くよりも有利にローンが組めるでしょう。

 

自由度の高さも工務店のメリットです。

そのメリットはデザイン、建てられる敷地の制約の少なさに集約されます。
まずデザインについては、工務店は完全注文住宅であり、オリジナルの住宅を新築で建てることができます。

 

確かに法律上や構造上建てられない建物は存在しますが、建築家が建てる家と同じくらいの自由度を持っているのは、工務店のメリットです。

 

もちろん、工務店は数多くあるため、伝統工法の和風建築にこだわった工務店があるのも事実で、その場合は制約があることは否めません。

 

ただ、その場合は別の工務店に依頼することで、自由度を高めることは十分可能です。
次に敷地の制約の少なさもメリットです。

 

自由度の高い設計ができるので、土地の形が不整なものであったり、多少狭小なものであっても法令に触れない範囲で住宅を建てられます。

 

これは、決まった形の家を多く建てるというスタイルではないからです。
このように狭小地や変形敷地といった場所に家を建てられるのは、ある意味工務店の強みといえるでしょう。

 

品質にも自身があります。

工務店は確かにチェックが自社のみになってしまうという弱点を持っているのは事実です。
そのため、欠陥住宅が横行しているというイメージを持つかもしれません。

 

しかし、工務店は伝統的に棟梁が責任を持った施工をしているので、欠陥が見つかればきちんと対処します。
さらに地元の会社なので、悪い評判が起こればたちどころに工務店は経営できなくなるでしょう。

 

こういった環境から、チェックが自社になったとしても悪い評判が立たないように高い品質を維持する体制を整えているのです。

 

保証も実はメリットです。

工務店は基本的に瑕疵保険と呼ばれる、問題があった場合に補償する保険に入っていることがほとんどです。
そのため、何か問題があっても対応してくれます。

 

会社の規模が小さいから保証できないのではと思うかもしれませんが、住宅品質確保促進法(品確法)という法律によって、ほぼ確実に工務店は保証制度を設けているので安心して依頼できます。

 

知っておくとより良い家が建てられる!工務店に依頼するうえでのデメリット

次に工務店に依頼する場合のデメリットについて次の3点を解説します。

 

1・フランチャイズ系の工務店の存在
2・個性的すぎる家にもなりかねない
3・技術がやや古い場合がある

 

工務店といえば、地元の独立系の自営業者あるいは企業が運営しているイメージがあります。
しかし、フランチャイズ系の工務店があるのも事実です。

 

本部の技術をそのまま再現する工務店がそれにあたり、似たような家になりやすい傾向があるのです。
安定した品質が得られるメリットはあるものの、重度が低くなってしまうので注意しましょう。

 

自由度の高さは、ときにデメリットになります。
奇抜な家になりすぎたり、予想もしない不便さを感じることがあります。

 

このようなデメリットがあるので、設計段階で個性的になりすぎていないかなどをチェックするようにしましょう。

 

最後が技術面です。
ハウスメーカーは、国内外の最新技術を積極的に導入しており、ある意味トレンドを生かした住宅を提供しています。

 

一方で、工務店はそういった技術でなく、伝統工法や確立された技術をメインにして施工していることがほとんどです。
そのため、技術の差による機能面で若干古さを感じる可能性があります。

 

これらの点に注意しましょう。

 

ハウスメーカーとの違いは?

最後にハウスメーカーとの違いについてまとめます。
ハウスメーカーは、安定したデザイン、全国で似たデザインの住宅を建てている実績があります。

 

ハウスメーカーは、本部で設計や開発した住宅デザインを自社工場で建材を製造します。
そして、営業所で注文を受けてある程度決められたデザインを決定しますが、自由度はそこまで高くありません。

 

ただ、全国で似たデザインの住宅を建てているので、安定した住宅を建設することができます。
また、技術開発も積極的に行っているので、最新の技術を用いているのも特徴です。

 

まとめ

工務店で注文住宅を建てるのは大きなメリットがあります。
今回は、そのメリットについて解説しました。

 

工務店によっては、このメリットがより高く感じられるところもあるので、工務店同士で比較してみるのもおすすめです。

デザイン×性能×コスト 「家族と共に紡ぐ、思い出が輝く"宝物"のお家」

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