水回りも工務店がおすすめ!水回りに強い工務店の選び方は?
戸建て住宅の建設などが中心と思われがちな工務店も水回りリフォームに強みを持っているところがあります。
掃除のしやすいキッチンや汚れに強いレンジフードやトイレ、浴室などさまざまな提案ができるところも少なくありません。
そこで今回は、工務店で水回りリフォームに強い工務店の選び方について解説します。
水回りリフォームに強い工務店の選び方は?
水回りリフォームに強い工務店の選び方について、次のポイントを押さえることが重要です。
・情報集めを行う
・水回りリフォームの実績が豊富な工務店
・見積書をチェックする
・見積もり価格だけで選ばない
情報集めを行う
水回りのリフォームは、工務店に依頼した場合もそうでない場合も複数の業者の協業によって行われることがほとんどです。
そういった点を含めてウェブサイトなどで情報収集をするのが良いでしょう。
また、工務店のレビューや口コミなどもチェックすることで、水回りに強い工務店を絞れます。
さらに工務店からこまめなメンテナンスが受けられるようになるべく地元の業者に依頼するのも良いでしょう。
注意点としては工務店の自社サイトに書かれているコメントなどはネガティブな情報が書かれていないので参考になりません。
その点は注意が必要です。
どのようなリフォームでもいえることですが、複数の工務店から見積もりをとって比較するのもポイントです。
見積もり書のポイントについては次の項目意向で解説しましょう。
水回りリフォームの実績が豊富な工務店
実績が豊富な工務店のうち、水回りリフォームの実績が豊富なところを選ぶのもポイントです。
経験が豊富なところでは知識や実績から的確なアドバイスを受けられることも少なくありません。
これを見極めるポイントとして、見積もりや相談時にこちらが気づかなかった点を指摘してくれる工務店は、かなり信頼できる可能性も高いでしょう。
たとえば、洗濯機の位置を指摘してくれたり、洗面所のレイアウトの細かい部分について聞いてくれたりするような業者は信頼できます。
見積書をチェックする
見積書をチェックすることもポイントです。
お風呂のリフォームを取っても見積書の内容がどこまで詳細に煮詰められたものかチェックするのが重要です。
一方で、おおざっぱな見積もり書、たとえば次のような記述の見積書を書くような業者はおすすめできません。
〇〇工事 一式
反対に次のような記述になっているようであれば、きちんと見てくれる業者といえます。
材料費
材料数
工賃(人件費)
さらに諸経費や廃材処分費などが書かれているかも重要なので、見積書の詳細を十分チェックしましょう。
見積もり価格だけで選ばない
見積金額を複数社から取り寄せると、金額が大きく異なるケースもほとんどです。
多少の金額は単価によって異なる可能性があるものの、そのなかでも極端に安い業者は詳細を吟味しなければなりません。
たとえば、床材などの建材が極端に安ければ、何か問題のあるものを使っている可能性もありますし、人件費が安ければ職人を安く雇っている可能性があります。
人件費については、ある程度支払われていない場合、モチベーションの低い職人が適当な仕事をしてしまうリスクもあるので注意しましょう。
当然ですが、請求になってから一気に見積もり以上の金額を提示する工務店もまれながら存在します。
そういった工務店を選んでしまわないように極端な安さの業者は選ばないようにしましょう。
工務店で依頼した場合の水回りリフォーム目安
工務店で水回りのリフォームを依頼した場合の費用目安として次の目安が挙げられます。
・キッチン:70~150万円
・浴室:30~150万円
・トイレ:1~40万円
キッチン:70~150万円
工務店でもキッチンリフォームが可能です。
その費用相場について大まかな目安を紹介しましょう。
まずシステムキッチンの相場は10万円からになります。
グレードによって価格差は大きく、高額な製品の場合は300万円を超えるケースもすらあります。
次にキッチンの付属品として水栓金具やレンジフード、コンロの断熱パネル、さらに吊戸棚なども別途用意するため15万円程度かかります。
ほかにも処分費10万円程度、搬入費などの工賃10万円、給排水管工事3万円、電気配線工事も3万円が目安です。
ほとんどキッチンのグレードに左右され、キッチンの設備費用+30万円前後が工務店のキッチンリフォーム相場です。
たとえば、10万円のキッチンであれば40万円程度かかるとみておきましょう。
浴室:50~200万円
浴室も工務店に依頼する場合、費用に幅があります。
丸ごとリフォームする場合、ユニットバスの費用が20~150万円です。
そこに電気工事費5万円前後、組み立て工賃10万円、内装補修工事5万円、浴室洗面所の壁工事が5万円、ユニットバスの搬入出や養生が4万円、そして撤去費用が7~10万円です。
以上のことからユニットバスの費用+40~50万円が目安になります。
トイレ:2~40万円
工務店もトイレのリフォームができます。
さらに多彩な水回りリフォームに対応しているので、費用目安も幅広いのが特徴です。
たとえば、便座交換は工賃込みで2~3万円です。
一方、費用が掛かるものとして便器の完全交換が挙げられ、この交換を行うと便器代金+10万円が目安になります。
これは古い便器の処分料なども含まれます。
少しでも安く水回りリフォームを依頼するには?
少しでも安く水回りリフォームをするには、なるべく自分でできそうなことをする、設備のグレードを下げる、まとめてリフォームするといったことです。
まず、便座の交換など自分でもできそうな水回りリフォームを検討している場合は、工務店ではなくDIYしてしまうのも手です。
ただし、処分なども自分で行う必要があるので注意しましょう。
次に設備のグレードを下げるのもポイントです。
先ほどの解説にもあったように設備費用がリフォーム費用の多くを占め、これは工務店であっても例外ではありません。
最後がまとめてリフォームを依頼することです。
総額こそ高額になってしまうものの、単独でそれぞれをリフォームしてもらうよりも費用がやすくなります。
無理のない範囲で安く収めるのもポイントです。
まとめ
工務店では水回りリフォームも可能です。
今回は業者の選び方やリフォームの費用目安、そして安く仕上げる方法についても解説しました。
今回のポイントを参考に水回りリフォームを工務店に依頼してみましょう。
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