‐工務店で家を新築するまでの流れを紹介!目安となる期間も解説‐
家づくりを考えている方で、注文住宅を工務店に依頼する方も多くいます。
しかし、具体的に家ができるまでどのような流れで進んでいくのか今一つイメージしにくいと感じている方も実は少なくありません。
そこで今回は、工務店に依頼した場合、実際の建築現場での施工も含めてどのような流れで進められていくのかについて解説しましょう。
家の新築にかかる期間はケースによって違う
工務店に新築を依頼した場合、一つの目安として半年程度です。
もちろん、天候状況がよかったり、これから解説する新築の流れがスムーズだったりすれば、これよりも短期間で施工ができます。
工務店に依頼する場合は余裕を持って施工を依頼する
工務店に依頼する場合は期間に余裕を持って施工を依頼するようにしましょう。
ハウスメーカーであれば、スタンダードな間取りですぐに契約すれば、数か月で施工が完了します。
また、建売の新築であればもっと短期間に入居できます。
しかし、工務店は自由度が高く、よりこだわった新築の家を大工の手作業によって丁寧に施工していくのが特徴です。
そのため、期間についてはどうしても長くなってしまいます。
希望の工期はあらかじめ伝えておく
工務店に施工を依頼する場合、工務店任せにするのではなく施工の期間をこちらからきちんと伝えることが重要です。
たとえば、半年の期間は長いので4か月程度で施工してほしいと伝えて、希望が可能かどうかを確認するようにしましょう。
そうすることで希望に近い工期で施工してもらえる場合があります。
家を新築する前に
家を新築する場合、施工する期間だけでなく計画や準備に時間がかかります。
具体的には資金計画、家のイメージといった行為を行う必要があります。
資金計画は重要
家は一生に一回の買い物といっても過言ではありません。
そのため、資金についてもかなり高額な費用が発生します。
なるべく自己資金を貯めておき、その後の生活費も残しておくことを意識して大まかな資金計画を立てることが重要です。
資金計画が立てられると、予算も決定されるため、どのような家になるかイメージしやすくなるでしょう。
家のイメージを作る
気になる施工事例を見て集めるのもおすすめです。
自分の建てたい家を具体的にイメージしていくのに役立つからです。
十分なイメージができたら、イメージに近い家を建ててくれる工務店の情報もチェックしておくのがポイントといえます。
このようなイメージができたら具体的に工務店へ相談する形になります。
工務店で家を新築する流れ
工務店で一から土地探しをする流れとして、次のような形で進めていきます。
・家を建てる土地探し
・工務店との契約とローンの申し込み
・家のデザインや設計
・住宅の施工
・完成と引渡し
家を建てる土地探し:家を建てる場所を決める
家づくりを依頼する工務店を絞ったら、工務店の担当者に土地探しを相談してみましょう。
工務店の場合、地域密着型で土地勘もあり、希望する家やロケ―ションに詳しいケースが少なくありません。
予算や条件などを伝えておくと、より具体的に、スピーディに希望する土地を紹介してくれる場合も多いでしょう。
さらに施工のしやすさなど工務店ならではの視点で土地を選んでくれるはずです。
工務店との契約とローンの申し込み:資金調達と工務店との契約締結
土地が見つかったら、おおよその予算が決定します。
それに合わせて住宅ローンを組むために申し込みを進めましょう。
さきほども触れたように家は人生最大の買い物です。
そのため相当な金額のローンを組むことになります。
場合によっては審査が通りにくいといったこともあるでしょう。
こういった場合も工務店に相談するのがおすすめです。
工務店は地元の金融機関とも親密な関係のところが多く、施主(家の新築を依頼する人)に金融機関を紹介してくれたり、審査を通しやすくするように便宜やアドバイスをしてくれたりします。
また、仮にそういったことをしてくれなかったとしても専門家の視点から何らかの事例を紹介してくれたり、プラスに働く行動を取ってくれます。
いずれにしても自分でローンの申し込みをするのではなく、アドバイスを受けたり、相談をしたりしましょう。
このように具体的な資金のめどがついた時点で工務店と契約を結びます。
家のデザインや設計:イメージを具体的なものに
契約を結んだら具体的なデザインに進みます。
見積もり段階で大まかなデザインだったものを具体的な形にしていき、間取りについてもより踏み込んだ内容にします。
このように具体的な形になったら設計図を起こして施工できる状態にしていくのです。
住宅の施工:イメージから実際の新築
住宅ローンの審査をクリアして、土地の購入や工務店との契約が済んだら着工します。
具体的には次のような流れで進みます。
・地盤調査
・地鎮祭
・施工のチェック
・地盤改良
・建方から上棟式
・内装工事
このように土地の状態をチェックして地鎮祭を行い、その上で地上部分までを施工、最後に内装工事を行って仕上げるというのが家を新築する際の着工後の流れです。
この流れが4カ月程度で、建物の内容や地盤の状態によっては半年近くかかるケースもあります。
完成と引渡し
建物が完成したら引渡しになります。
いきなり引渡しになるのではなく、竣工検査(しゅんこうけんさ)といって家が完成した後の検査を行います。
具体的には図面や仕様書通りに家が作られているか、外見から内装、建具の位置などをチェックします。
問題がなければ引渡しを受けて完了です。
工務店の場合は、その後も住んでみて不具合があれば迅速に対応してくれるのがメリットです。
まとめ
工務店に注文住宅を依頼するとコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
間取りや希望する設備を決めたり、細やかな打ち合わせが魅力の工務店は、今回紹介した流れで家が新築されていきます。
期間については個々の状況によって異なるものの、一から作るため、ハウスメーカーより時間がかかってしまうことは否めません。
しかし、流れを知っておくだけで新築する際の時間の感じ方が短く感じられ、依頼した後のイメージがつきやすい分、安心できます。
今回紹介した情報をもとに希望する注文住宅の相談を工務店に相談してみましょう。
きっとイメージした流れで家ぐくりが進んでいくはずです。
デザイン×性能×コスト 「家族と共に紡ぐ、思い出が輝く"宝物"のお家」
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