ー工務店で土地探しを依頼する! 自分で土地探しをする方法との比較ー
工務店では、土地探しにも対応している場合があります。
一方、自分が土地探しを行って、そこに建物を建ててもらうということも可能です。
そこで今回は、自分で土地探しをする方法と工務店に土地探しを依頼する方法との比較を行い、自分で土地探しをする場合に気を付けておきたいポイントについても解説します。
自分で土地探しをする方法
自分で土地探しをする方法は次のような流れになります。
・土地を調べる
・不動産会社に購入の依頼をする
・銀行から融資を受ける
・土地を購入する
土地を調べる
最初に土地を調べます。
インターネットで不動産情報を検索したり、不動産会社に相談したりといった方法が主ですが、自分の足で探す方法も便利です。
ある程度住みたいエリアに目星をつけて、その周辺を歩くと「売り地」と書かれた看板が目に入ることがあります。
このような看板には下に連絡先が書かれているので、スマートフォンで撮影したり、メモをしたりして候補にします。
このような方法で土地を調べることが可能です。
不動産会社に購入の依頼をする
ある程度土地が決まったら、不動産会社に購入の依頼をします。
ここで相談をすれば、より詳細な情報が得られるでしょう。
また、決定したら契約に進むこともできます。
銀行から融資を受ける
土地が決まったら銀行から融資を受けます。
土地を購入する
融資が決定したら、正式に土地を購入し、土地探しが完了します。
工務店に土地探しを依頼する方法
工務店に土地探しを依頼する方法は簡単です。
それぞれの工務店において、土地探しができるかどうかを確認することによって、サポートしてくれる工務店に出会えます。
そのような工務店へ相談に行き、土地探しも依頼することで、サポートが受けられます。
そして、土地が決定したら、家を建設する契約と並行して銀行の融資を受けるという流れです。
自分で土地探しをする方法と工務店による土地探しとの違い
自分で土地探しをする方法と工務店による土地探しとの違いは、次の点が挙げられます。
・建物か立地か
・資金調達
・対応エリア
建物か立地か
自分で土地探しをする場合、主に立地が重視される傾向です。
たとえば、駅から近い、学校から近い、買い物が便利といった条件です。
一方、工務店は地盤が強固か、建物を建てるのに適しているかといった、建物の建てやすさや設計の自由度の高さを重視する傾向があります。
もちろん、両者とも建物と立地の両面を考えて土地探しをしますが、ウェイトを置いている部分が両者で異なるのです。
資金調達
資金調達は、自分で土地探しをする場合、不動産会社と相談したり、金融機関と相談したりといった形で話を進めていきます。
また、建物の融資と土地の融資が別個になるケースも少なくありません。
一方、工務店による土地探しの場合、工務店が場合によっては親密な金融機関を紹介してくれることもあります。
つまり、資金調達については、こだわりのない限り、工務店に土地探しを依頼したほうがスムーズです。
対応エリア
対応エリアの自由度は、自分で探すほうが圧倒的に高いといえます。
一方、工務店の場合は、工務店が主に営業エリアとしている地域が土地探しのメインになります。
難しいと思ったら工務店に土地探しを依頼するのも有効
自分で土地探しをするのはメリットがある反面、大変なことも少なくありません。
そのような場合は、工務店に土地探しを依頼するのも有効です。
ここでは、そのメリットについて次の点を解説します。
・手間が少なくなる
・時間の余裕が持てる
・法的な規制を気にする必要がない
手間が少なくなる
注文住宅の間取りなど家づくり、立地、あるいは施工しやすい場所を考えるなど、自分で土地探しをする場合、とにかく予想外の手間がかかることも多くあります。
このような手間は、相当面倒に感じられるケースも少なくありません。
一方、この手間を工務店が代わりに行うことで、家づくりのこだわりに集中できたり、自分が就業している仕事への圧迫も軽減できたりします。
時間の余裕が持てる
手間が少なくなるということは時間の余裕が持てることを意味します。
時間にゆとりが持てれば、家づくり以外のこともできるようになるほか、家づくりに関連したほかのこと、たとえば外構工事を行ったり、引っ越し後のイメージをつけたりすることなどもしやすくなります。
ほかにも、建物が完成するまでの間、土地の維持費を支払うためのつなぎ融資を受けることがほとんどですが、工務店に依頼すればつなぎ融資の期間は短くなります。
そうすることで、時間的余裕が持て、資金的な余裕にもつながるでしょう。
法的な規制を気にする必要がない
注文住宅は、その自由度から地域によって規制対象になるものも実は少なくありません。
たとえば、明るい色の外壁にしようとしたら、その色は規制対象になっているといったものです。
また、明らかな外見だけでなく建ぺい率(敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合))の制限がある場合もあります。
さらに次のような規制がある自治体も少なくありません。
・容積率:敷地面積に対する延べ面積の割合
・斜線制限:建築物を真横から見たとき、空間を斜線で切り取ったような形態に制限する
これらの規制がある地域の場合、自分ではなかなか判断しにくいこともほとんどです。
もし、建物のデザインが決まっても規制のあるエリアだったことが発覚したら、デザインをし直すといったことも起こりかねません。
しかも不動産会社から説明を受けても専門的な説明になるとわかりにくいのも事実です。
このようなトラブルも工務店に土地探しを依頼すれば、問題がないか事前にわかるため起こりにくく、便利といえるでしょう。
まとめ
予算にあわせて家づくりをする場合、建物だけでなく土地探しも重要です。
今回は、工務店に土地探しを依頼する方法と自分で土地探しをする方法を比較しました。
自分で土地探しをすることで利便性や立地などが十分吟味できるメリットはある反面、最後に説明したように大変なことも少なくありません。
注文住宅を検討している方は、もし、自分で土地探しを行いつつも難しい場合があれば、工務店に土地探しを依頼することも検討してみましょう。
工務店から土地探しのサポートを受けることで、きっと思った以上にスムーズな家づくりが進められるはずです。
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